無題

山獄です。

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「獄寺ぁ、ココの問題教えて？」

今は夏休み。
ほとんどの学生が暑さと宿題に対して文句を言いつける季節。
それは山本達も変わらず。
一方獄寺は、後々に残すとめんどくさいからと、夏休みが始まって早々に終わらせている。
そんな獄寺に山本は只今宿題を教えてもらっている。

「あぁ、お前コレくらいの問題自分で解けよ！」

「だってわかんねぇんだもん。教えてよ獄寺。減るわけじゃねぇんだしさ。」

「なんかお前に言われると減る気がする。」

「なんだよそれ、ヒッデーのな。」

ははは、と山本が笑った。

なんでコイツと一緒に勉強なんかしてんだよ、オレ。と思いつつも、獄寺は意外と丁寧に教えている。

「これをコッチに代入すんだよ。」

「あぁそっかぁ。やっぱ獄寺って頭良いのなぁ。」

「テメーができねぇだけだろ。」

「ツナだって俺と同じレベルじゃん。」

「十代目とお前を一緒にすんな！」

こいつと居るとイライラする。
今まで俺が知らなかった世界に唐突に引き込まれた気がする。
こいつと居ると、一人が怖くなる。
今までそんなこと絶対無かったのに。マフィアとして生きるなら、なおいらない感情なのに。
でも、気づかないうちにコイツを求めてたんだと思うと自分がイヤになってきて余計イライラする。

「なぁ獄寺、キスしよ。」

「はぁ何言ってやがんだ。あつくるしい、近よんな！」

後ろから山本が抱き着いてきた。
言葉とは裏腹に実はあんまり不快ではないのが、性格上どうしても素直になれない。

「良いだろ別に。な、獄寺」

ちかづく山本のアホ面。驚いたけど抵抗はしなかった。

「な、何っ・・・ん、っぁ、はぁ。」

「獄寺可愛い。」

「うるせー」

やっぱり少しイライラする。
だけど、今はちょっとこの環境に甘えてみようかと思った。

山本の事を軽く蹴り飛ばしながら、獄寺は軽快に笑った。

綺麗な青空に蝉の声が少し煩いのが丁度良いとおもった。

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意味わかんねぇ。
突発的になにも考えず書いていくからわかんなくなるんだよ。
ってことで、この話をお留守番において行きます。では。